2017.01.29
ラジオ体操のすすめ
1929年頃から、80年の間、国民に親しまれています。
さてさて
ウォーキングをされている方をよく見かけますが、脚以外の筋力をつけたり、身体全体の筋肉を柔らかくしたりすることは、期待できそうもありません。
ラジオ体操では、全身をバランスよく動かせる組み合わせが、工夫されています。
実際のところ、40歳を過ぎると、身体の柔軟さや筋力の持久力等の体力的な個人差が目立ちます。これは、単に老化現象ではなく、常日頃の運動(体操)量の違いからくるのではないかと思います。
年老いていくことは、自然の摂理で、だれにも避けようがありませんが、少しの努力と実行で、体力年齢を若く保つことができるのです。
さあ、始めよう
早起きしなければならないイメージがありますが、今は、テレビで放送されているのを録画して、夜にしてもいいわけです。第一だけでよいので、気楽にはじめましょう。ただし、できるだけ毎日行うのがお勧めです。
録画を見ながら、先ずは、今の自分に無理なく可能な動きだけをしてみてください。最初は、リズムに追いつけなくてもかまいません。続けていくうちに、伸ばすところはしっかり伸ばし、回すところはしっかり回すことができるようになります。
その効果は
・「息切れ」に対する効果が期待できます。
胸を伸ばしたり深呼吸したりで呼吸器系を鍛え、両脚でジャンプしたり脚を曲げ伸ばしすることで脚力がつき、そして全身運動が心臓を鍛えることにもつながります。
・「メタボ」対策
血液や筋肉の動きが活発になるので、脂肪が燃焼します。
・「腰痛予防」
体を前後左右に曲げたり、上体を回したりすることで、腹筋・背筋を柔軟にしながら鍛えることができます。
コツ
忙しくて時間のないときは、背伸び、身体を横に倒す・捻るという3つを行ってみてください。